「メールアドレスの仕様を変更するつもりはありません」 – RFC 違反を放置する携帯電話キャリア

(2008年1月18日の記事 from Google)

Web屋のネタ帳様でたびたび話題にされている、NTT ドコモとau (KDDI )のRFC非準拠の話題。
キャリア広報から、

Outlook Expressの後継の「Windows Live メール」になるとドコモやauの連続ドット/@直前ドットのメールアドレスに送れない

結論=ドコモもauもいいかげんにメールアドレス設定の仕様を直せ。何度でも言う。過去何度もいろんなところから指摘されても全て無視し、iモード発表以来9年(auは1年半)もほったらかしたツケを今すぐ払えボケ。

簡単に書くと、

  1. ドコモとau がRFC に違反するメールアドレスの取得が可能な仕様にしている。(ソフトバンク、Willcom は違反アドレスの取得不可)
  2. マイクロソフトがメール関連のサービス(hotmail やメーラーなど)で、RFC に違反するメールアドレスへの送信が出来ないように設定変更
  3. 「一部のケータイにメールが送れない!?」

という状況です。

この状況に対して、Web屋のネタ帳様や他サイトでも文句や苦情が出ています。

 

そんな中、こんな記事を紙媒体にて発見しました。

日経NETWORK 2008年1月号より。

  1. New Face
    • CalDAV (062p)
    • VSS ( virtual switching system ) (062p)
    • メール ・ アドレスのRFC違反問題(062p)

この問題が取り上げられていました。
その中に、NTT ドコモ・KDDI 両広報部のコメントが掲載されていましたので、引用させていただきます。

NTT ドコモ広報部

「ドコモの携帯電話機で使えるメール・アドレスの仕様は、RFCを見た限りでは問題ないと判断している」

NTT ドコモ側では、「問題ない」としています。
非準拠であるとは考えていないようです。

KDDI 広報部

「RFC上、問題のあるメール・アドレスであることはわかっているが、ユーザーの利便性とRFCへの準拠を秤にかけ、利便性を重視した結果」

KDDI 側では、「問題がある」と認識しながらも、ユーザーはきっと使えた方が便利であろうと判断し、意図的に非準拠しているとのことです。
またNTT ドコモ、KDDI のいずれも「今のところ、この仕様を変更する予定はない」としているそうです。

ちなみに、制限を掛けたマイクロソフトの広報部からのコメントも掲載されています。

マイクロソフト広報部

「インターネットの相互接続性を重視すると、RFCに違反する仕様は認められない」

とのことです。
まぁ、みんなでちゃんと使えるようにしましょう、ということで作られているRFC ですから、それに違反する以上はつまみ出されても仕方ないのでしょう。

もちろん、準拠していないのは問題ではありますが、「問題ない」とするNTT ドコモと、「問題あるが敢えて使っている」というKDDI、皆様はいかが考えるでしょうか。

個人的には、結局最後に困るのはユーザーなのですから直していただきたいと思うんですけれども。

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